Excelだけでデータ分析してるひとに”R”を勧めたい
データ分析スキルにもうワンポイント欲しいと思った
最近、転職活動をしてたんですけれども、職務経験から何度かデータアナリストをしてみないかとお誘いがありました。
早速、データ分析経験とかスキルとかまとめて話に行ったところ、自分でデータをHiveQLのクエリ叩いて取ってきて分析してましたー、ってところくらいまではウケがいいのですが、そのデータをExcelで分析してました、っていうとどうも反応よくないなぁという印象がありました。
まぁ、確かにExcelでデータ分析してましたというピンキリなわけでちょっと採用担当としてイメージが湧きにくいようです。
個人的にはExcelじゃできないような高難易度な分析が必要な場面とかはそこまで多くないんじゃないかなぁとも思いますが、会社によっては何々という分析ツールが使える人だけがデータアナリストをやってる、みたいなものが必要な場合もあるような気がしました。
というわけで、自分も採用をうならせる分析ツールを使えるようにしておこうかなぁ、なんて妄想をしていたら、大学時代にちょっと使っていたRを思い出しました。
早速、今の業務でR使うならどんな感じになるかと思って使ってみたところ、Excelとは違う便利な点が様々あって、併用するとなかなか成果あがりそう、なんて気がしました。
以下、ExcelにはないRの良さを少しまとめようと思います。
Rのいいところ
CSVのまま作業が進められる
抽出してきたデータはCSVとかいうこと、よくあると思うんです。ExcelだとCSVでデータ落としてきたら開いて元々の分析用のBookにコピーして整形して、テーブルにして、色調整して、列タイトル変えて、、、、と何かと準備に時間かかると思うんですね。
RならCSV落として、同じディレクトリに保存しちゃえばコマンド一つで読み込んであとは自在に使えます。
データの合計とか平均とか諸々の基本計算を1行のコードでまとめてやってくれる
summary関数というものがあってこれで1行コードを書くと、平均値、中央値、最大値、最小値などをまとめて表示してくれます。
グラフの描画も楽
plot関数でとりあえずグラフを表示してくれる。
このとりあえずのグラフがまた優秀でシンプルでみやすいんですよ!
Excelだとデータの量とか表の形式によっては見た目の調整が必要なシーン多くて作業が増えることも多々ありますが、Rならあまり気にせずできます。
ということでExcelもいいけどRも使ってみたらいいんじゃない?って人はこんな人!
次回からは実際に使い方とか紹介していこうと思います
Windows版
Download R-3.2.2 for Windows. The R-project for statistical computing.
- 作者: Jared P. Lander,Tokyo.R(協力),高柳慎一,牧山幸史,簑田高志
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